HPドクタークリニックのホームページのかかりつけ医 無料で診断を受ける

更新・保守

「ホームページが遅い」と言われた時に確かめたいこと

公開 2026年10月23日 約6分で読めます

「先生、医院のホームページ、開くのに時間がかかりますよ」と言われたことはありませんか。患者さんは、表示が遅いと途中で閉じてしまうことがあります。予約の画面や診療時間のページが遅いと、お困りになる方も出てきます。ただ、遅い原因は一つではなく、写真の大きさ、追加機能、サーバーの契約、仕組みの古さなどさまざまです。この記事では、院長・事務長の方が専門知識なしで確かめられる順番と、制作会社や保守会社に相談する時の伝え方を整理します。

「遅い」には、いくつかの種類があります

一口に「ホームページが遅い」と言っても、実は状況はいろいろです。まず、どんな遅さかを切り分けることが、原因を探す出発点になります。

  • 最初の画面が出るまでに時間がかかる(真っ白な時間が長い)
  • 画面は出るが、写真や地図がなかなか表示されない
  • 予約や問い合わせのボタンを押したあとの反応が遅い
  • 特定の時間帯(診療の前後、夜など)だけ遅い
  • 特定のページだけ遅い

たとえば「最初の画面が出るまで長い」場合は、サーバーや仕組みの側に原因があることが多く、「写真の表示だけが遅い」場合は、写真の大きさが関係していることが多い、というように、遅さの種類によって見るべき場所が変わります。

また、見ている側の環境が原因のこともあります。院内のWi-Fiが混んでいる、スマホの電波が弱い、といったことで遅く感じる場合もあるため、ホームページ側の問題かどうかを最初に確認しておくと、無駄な調査を避けられます。

まず自分でできる、3つの確認

専門の道具がなくても、次の3つは今日からでも試せます。結果を書き留めておくと、制作会社や保守会社に相談する時にとても役立ちます。

  1. スマホとパソコン、別の回線で開いてみる院内のWi-Fi、スマホのモバイル回線、ご自宅など、できるだけ違う環境で開き、どこでも遅いのか、特定の環境だけ遅いのかを見ます。どこでも遅いなら、ホームページ側に原因がある可能性が高くなります。
  2. 時間帯を変えて開いてみる診療前、昼休み、夜などで試します。特定の時間だけ遅い場合、サーバーに同時にアクセスが集まる時間帯か、院内の回線が混む時間帯に重なっている可能性があります。
  3. ほかのページと比べるトップページだけが遅いのか、全体が遅いのかを見ます。トップページだけなら、大きな写真や動く画像など、そのページ特有の理由があるかもしれません。

気づいた点をメモしておきましょう

「いつ・どの端末で・どのページが・どれくらい遅いか」を一言ずつメモしておくだけで、相談の時の情報量が大きく変わります。「なんとなく遅い」では、制作会社も原因を絞りにくいためです。

あなたのクリニックのホームページは大丈夫?

アドレスを入れるだけで、ニュースになった弱点に当てはまりそうか・鍵マークは大丈夫かなどを約10秒で自動診断します。

原因として多い4つの見どころ

自分でできる確認をしても遅い場合は、ホームページ側に原因があるかもしれません。次の4つは、遅さの原因としてよく挙がる項目です。制作会社に確認を依頼する時の観点としてお使いください。

ホームページが遅い時の確認の流れの図です。まず自分のスマホと院内の回線のどちらでも遅いかを確かめ、次に写真の大きさ、追加機能(プラグイン)の数、サーバーの契約内容、PHPなど仕組みの版の古さの4つを順に見ます。それでも原因がわからない時は制作会社か保守会社に相談します。
遅い時に見る4つのポイント
見どころどんな状態か確認の仕方
写真の大きさスマホで撮った大きな写真をそのまま載せているトップページの写真が何枚あるか、制作会社に大きさの見直しを依頼できるか聞く
追加機能(プラグイン)使っていない機能が残っている、更新が止まった機能がある管理画面の追加機能の一覧で、不要なものがないか制作会社と確認する
サーバーの契約契約しているプランが、今のホームページの重さに合っていない契約先の管理画面でプランの内容を確認する。変更の相談は制作会社へ
仕組みの版の古さPHPやWordPressの版が古いPHPの版を確かめる方法をご覧ください

遅さと安全は、実は同じ場所に原因があることがあります。たとえば、更新が止まった追加機能や、古いままの仕組みは、動きが重くなるだけでなく、追加機能の弱点の面でも気をつけたいところです。遅さをきっかけに、日々の保守の状態を見直す機会にもなります。

院内で決めておきたい、相談の窓口と順番

遅さの原因を直す作業は、多くの場合、制作会社や保守会社の担当になります。院内では、誰が連絡を取るかと何を伝えるかを決めておくと、動きがスムーズです。

  • 連絡の窓口は事務長など1人に決め、院長には結果だけ共有する
  • 「いつから遅いか」「どのページか」「どの端末で試したか」をまとめて伝える
  • 直してもらった後に、同じ環境で再度開いて確認する
  • 作業の内容と費用の有無を、メールなど文字で残してもらう

作業を頼もうとした時に、制作会社となかなか連絡が取れない、というお話も伺います。その場合は、制作会社と連絡が取れなくなった時の対処も参考になります。

表示が遅いのと、止まっているのは別の問題です

ホームページが全く開かない場合は、遅さではなく「止まっている」状態です。その時はホームページが表示されない主な原因をご覧ください。

「遅い」を放っておくと、何が困るのか

表示が遅いホームページは、患者さんにとって使いにくいだけでなく、医院の印象にも関わります。診療時間や地図を知りたいだけなのに、画面がなかなか出てこないと、別の医院のページを見に行ってしまう方もいらっしゃいます。特にスマホで、外出先や移動中に探す方は、待つ余裕がありません。

また、遅さは「保守が行き届いていないサイン」であることもあります。追加機能が増えすぎている、写真が整理されていない、仕組みの更新が止まっている、といった状態は、見た目には表れにくいものの、日々の運用の抜けを表していることがあります。

  • 患者さんが待ちきれずに閉じてしまう
  • 予約や問い合わせのボタンまでたどり着かれない
  • スタッフが「遅い」と感じても、原因がわからず放置される
  • 古い仕組みのまま、安全面の確認も後回しになる

とはいえ、慌てて大きな作り直しに進む必要はありません。ここまでの確認で原因を絞り、費用のかからない対策から順に試すのが現実的です。

制作会社に相談する時の伝え方の例

原因を調べて直す作業は、制作会社や保守会社の担当になることが多いため、相談の文面を用意しておくとスムーズです。専門の言葉を使う必要はなく、見たままを書けば十分です。

  • 「○月ごろから、スマホで開くと表示に時間がかかります」
  • 「トップページは遅いですが、診療時間のページは普通に開きます」
  • 「院内のWi-Fiでも、モバイル回線でも同じように遅いです」
  • 「原因の見立てと、直す場合の費用・期間を文字で教えてください」

見積もりや作業内容を文字で受け取っておくと、あとで「何をしてもらったか」を確認でき、次回の相談にも役立ちます。

相談しても原因がはっきりしない、説明がわかりにくいと感じた時は、別の目線で見てもらう方法もあります。ホームページのセカンドオピニオンで、考え方を整理しています。

遅さを繰り返さないための、保守の考え方

一度直しても、時間がたつとまた遅くなることがあります。追加機能が増えたり、お知らせの写真が積み重なったり、仕組みの版が古くなったりするためです。定期的な見直しが、遅さを防ぐいちばんの近道です。

  • 写真を載せる時の大きさのルールを決めておく
  • 使っていない追加機能は削除する
  • 仕組みの更新を定期的に行う(WordPressの更新で気をつけたいこともご覧ください)
  • サーバーの契約内容を、ホームページの規模が変わった時に見直す

こうした日々の見直しは、院内で全部抱え込む必要はありません。HPドクターでは、今の制作会社との契約をそのままに、保守の部分だけをお手伝いする形で、担当者がホームページの状態を継続して見ています。まずは無料のセカンドオピニオンで、今の状態を見てもらうこともできます。今の状態を手軽に確かめたい場合は、無料の自動診断もご利用ください。

ホームページにも、セカンドオピニオンを

今の制作会社との契約はそのままで、専門家が無料で詳しく確認し、「誰が何を直せばよいか」を制作会社にそのまま渡せる形でお送りします。

無料でセカンドオピニオンを受ける

よくあるご質問

ホームページが遅いと、検索結果にも影響しますか?

表示の快適さは、検索結果の評価の要素の一つになると言われることがありますが、順位をどう決めるかは公表されていません。確実なのは、患者さんにとって使いづらくなり、予約や問い合わせの機会を逃しやすくなる点です。

写真を小さくすれば、すぐ速くなりますか?

写真が原因であれば、効果が出やすい対策です。ただし、遅さの原因はほかにもあるため、まず今回の確認で原因を絞ってから対応するのが確実です。

サーバーのプランを上げれば解決しますか?

プランが合っていないことが原因なら効果があります。ただし、費用が上がるため、先に写真や追加機能の見直しなど、費用のかからない対策から確認するのがおすすめです。

制作会社にどう伝えればよいですか?

「いつ・どの端末・どのページが・どのくらい遅いか」を書き出して伝えてください。結果をメールなど文字で残しておくと、相談もやり取りの記録もスムーズです。

この記事は、クリニックのホームページの保守を担当する「HPドクター」編集部がまとめました。運営会社は、医療法人・医療系企業の営業・採用・教育を支援する「MedLead」も提供しています。