HPドクタークリニックのホームページのかかりつけ医 無料で診断を受ける

更新・保守

医院のホームページ、閉院・移転の時にやること

公開 2026年10月23日 約5分で読めます

閉院や移転は、診療の引き継ぎ、スタッフや患者さんへの案内、各種届出など、やることが山のようにある時期です。そのなかで、ホームページは後回しになりがちです。しかし、閉院後も古い診療案内が残っていたり、移転後も旧住所が載ったままだったりすると、患者さんが迷ってしまいます。また、契約を整理しないまま放置すると、費用が発生し続けることもあります。この記事では、閉院・移転の時にホームページで確認したいことを、順番に整理します。

まず、ホームページを「どうするか」を決める

最初に決めたいのは、ホームページの今後の扱いです。閉院と移転では、考え方が少し違います。

状況よくある選択考えたい点
移転して診療を続ける同じホームページを引き続き使い、住所や地図を更新するドメインを変えるかどうか、旧住所の情報が検索結果に残る期間
閉院して診療をやめる一定期間はお知らせを載せたうえで、公開を終える患者さんへの案内の期間、診療録の請求先の案内
別の医院に引き継ぐ引き継ぎ先の案内を載せる引き継ぎ側との契約や名義の整理(承継時のチェックリスト)

閉院後の診療録の保管や請求先の案内など、法律や制度に関わる内容は、載せ方も含めて、所管の保健所や専門家にご確認ください。この記事では、ホームページの面に絞って整理します。

時系列で進める、ホームページの段取り

閉院や移転の時にホームページですることの流れの図です。お知らせの掲載、移転先や連絡先の案内、予約や問い合わせの受付の停止、契約の整理、公開を続けるか閉じるかの決定の順に進めます。契約の期限と名義を確かめ、ドメインやメールの扱いを決めることが大切です。
閉院・移転の時の5つの段取り

おおまかな流れは、次のとおりです。日付は、閉院日・移転日の予定から逆算して決めてください。

  1. お知らせを載せる閉院日や移転日が決まったら、トップページにお知らせを載せます。患者さんへの院内の掲示や、紙の案内と、日付や文言をそろえます。
  2. 移転先・連絡先を案内する移転の場合は、新しい住所・地図・電話番号・診療時間を載せます。閉院の場合は、引き継ぎ先の医院や、診療録に関する問い合わせ先があれば案内します。
  3. 予約・問い合わせの受付を整える受付の終了日を決め、予約や問い合わせのフォームの扱いを決めます。受付を止めたあとも、届き先のメールは一定期間確認します。
  4. 契約の期限と名義を確認するドメイン、サーバー、保守の契約の期限と名義、請求先を一覧にします。解約や名義変更の手続きが必要か、制作会社と確認します。
  5. 公開を続けるか閉じるかを決める閉院後も案内を残すのか、非公開にするのかを決めます。決めたら、契約の整理と合わせて実行します。

あなたのクリニックのホームページは大丈夫?

アドレスを入れるだけで、ニュースになった弱点に当てはまりそうか・鍵マークは大丈夫かなどを約10秒で自動診断します。

契約と名義の整理で、見落としやすい点

ホームページに関わる契約は、複数にまたがっていることがほとんどです。解約や更新の時期が違うため、一つずつ確認しないと、不要な支払いが続いたり、必要なものを止めてしまったりします。

ドメインを解約すると、メールも使えなくなります

閉院後も、患者さんからの問い合わせや書類請求のメールが届く可能性があります。ドメインやメールの解約の時期は、一定期間の受け取りを考えて決めてください。

ドメインの更新を忘れた場合に何が起きるかは、ドメインの更新を忘れるとどうなるかで整理しています。閉院の場合も、意図しない形で切れるのではなく、時期を決めて整理することが大切です。

患者さんへの案内で気をつけたいこと

閉院や移転のお知らせは、患者さんが次の行動を決めるための大切な情報です。ホームページに載せる時は、わかりやすさと日付の正確さを最優先にしてください。

  • 日付は「年・月・日」まで書き、曜日も添える
  • 移転の場合は、新しい住所・地図・最寄り駅・電話番号を同じ場所にまとめる
  • 閉院の場合は、お礼の言葉と、引き継ぎ先や相談先があればその案内を載せる
  • 紙の案内や院内の掲示と、文言と日付をそろえる

また、お知らせはトップページの目立つ位置に置き、診療案内など他のページにも古い情報が残っていないか確認します。診療時間や医師の名前のように、更新を忘れやすい箇所は、チェックリストにしておくと安心です。

閉院の際の診療録の保管や、患者さんからの書類の請求先などの案内の内容は、法律や制度に関わります。載せ方も含めて、所管の保健所や専門家にご確認ください。

移転・閉院の準備チェックリスト

最後に、ホームページに関して、抜け漏れを防ぐためのチェックリストをまとめます。印刷して、日付を書き込みながら進めてください。

  • 閉院日・移転日が決まった日に、お知らせの文案を作成した
  • トップページにお知らせを載せた(日付は年月日まで)
  • 移転先の住所・地図・電話番号を載せた
  • 予約・問い合わせの受付の終了日を決めた
  • ドメイン・サーバー・保守の契約の期限と名義を一覧にした
  • 解約する契約と、続ける契約を決めた
  • 地図サービスやSNSの情報も更新した
  • メールの受け取りを続ける期間を決めた

すべてを一人で抱え込む必要はありません。契約の洗い出しや、制作会社との調整のように手間のかかる部分は、外部に任せる方が、本来の診療や引き継ぎに集中できます。

移転後に残りやすい、古い情報の確認

移転や閉院の後には、ホームページの外にも古い情報が残ります。ご自身で更新できるものから順に見直しましょう。

  • 地図サービスに登録している院の情報
  • SNSや紹介サイトの住所・電話番号
  • 名刺・チラシ・院内の掲示物
  • 電話の自動音声案内
  • 予約サービスの設定

ホームページ側では、旧住所の記載がページの下部や、お問い合わせのページに残っていないかを確認します。検索結果に古い情報が表示される期間があるため、新しい情報のお知らせを、早めに載せておくと安心です。

HPドクターでは、今の制作会社との契約をそのままに、ドメイン・サーバー・保守の契約の洗い出しや、引き継ぎ時の状態確認のお手伝いをしています。閉院や移転の準備でホームページの整理に困った時は、無料のセカンドオピニオンでご相談ください。ホームページの現状を先に確かめたい場合は、無料の自動診断もご利用ください。

ホームページにも、セカンドオピニオンを

今の制作会社との契約はそのままで、専門家が無料で詳しく確認し、「誰が何を直せばよいか」を制作会社にそのまま渡せる形でお送りします。

無料でセカンドオピニオンを受ける

よくあるご質問

閉院したら、ホームページはすぐ消すべきですか?

すぐに消さず、一定期間は閉院のお知らせや連絡先を載せておく方が、患者さんには親切なことが多いです。期間は、院の方針や制度に沿って決め、必要に応じて専門家にご確認ください。

移転する時、ドメインは変えた方がよいですか?

医院の名前が変わらない場合は、同じドメインを続けることが多いです。名前や地域名をドメインに含めている場合は、制作会社と相談して決めてください。

契約を解約するタイミングはいつですか?

契約によって違います。期限と解約の条件を一覧にして、公開を終える日・メールが不要になる日と合わせて決めてください。

制作会社と連絡が取れない場合はどうしますか?

契約書やメールの記録から、ドメインやサーバーの契約先を探します。難しい場合は、保守会社や専門家に相談する方法もあります。

この記事は、クリニックのホームページの保守を担当する「HPドクター」編集部がまとめました。運営会社は、医療法人・医療系企業の営業・採用・教育を支援する「MedLead」も提供しています。