更新・保守
ホームページの「リンク切れ」を見つけて直す方法
ホームページのお知らせのリンクを押したら、「ページが見つかりません」と表示された。患者さんからの指摘で気づいた、というお話をよく伺います。これが「リンク切れ」です。診療そのものには関係なさそうに見えても、押した先が行き止まりだと、患者さんは「この医院は管理が行き届いていないのでは」と感じることがあります。この記事では、リンク切れが起きる理由、院内でできる見つけ方、直し方の順番を、院長・事務長の方向けにまとめます。
リンク切れとは何か、なぜ起きるのか
リンク切れとは、ホームページの中の文字やボタンを押した時に、行き先のページが存在しない状態です。多くの場合、「404」や「ページが見つかりません」といった表示が出ます。起きる理由は、主に次のようなものです。
| 原因 | よくある場面 |
|---|---|
| 自院のページを消した・移した | 古いお知らせを削除した、ページの名前(アドレス)を変えた |
| 他の団体や会社のページがなくなった | リンク先の団体がホームページを作り直した、閉じた |
| アドレスの入力ミス | リンクを作った時の打ち間違い、コピー時の抜け |
| ホームページを作り直した | リニューアルで、旧ページのアドレスが変わった |
| リンク先の資料(PDFなど)を差し替えた | ファイルの名前が変わり、元のリンクが無効になった |
どれも珍しいことではありません。気づかないうちに増えるものなので、時々点検する習慣が大切です。
リンク切れが与える影響
リンク切れは、診療情報の間違いのように直接の害は出にくいものの、次のような影響が考えられます。
- 患者さんが知りたい情報にたどり着けず、途中でやめてしまう
- 予約や問い合わせの案内のリンクが切れていると、機会を逃す
- 管理が行き届いていない印象を与え、信頼感に影響する
- ホームページの点検がされていないことの目安にもなる
特に予約・問い合わせ・アクセスにつながるリンクは、切れていると影響が大きいため、優先して確認します。定期的な報告の中で確認してもらう方法は、月次報告に載せてほしい項目でも触れています。
院内でできるリンク切れの見つけ方
専用の道具を使わなくても、院内で確かめられます。次の順番で進めてみてください。
- 大切なリンクから順に押す予約、問い合わせ、アクセス、電話の表示など、患者さんが行動する場所を最初に押して、正しいページに行くかを確かめます。
- お知らせ欄と外部へのリンクを押すお知らせの中のリンク、他の団体や関連ページへのリンクを、1つずつ押します。古いものほど切れやすくなります。
- スマホでも確かめるパソコンとスマホで、別々のメニューが使われている場合があります。両方で押して確かめます。
- 切れていた場所を一覧にするどのページの、どの文字やボタンが切れていたか、行き先のアドレスは何かを、メモや画面の写真で記録します。
- 直したあとに、もう一度押す直してもらったら、同じ場所をもう一度押して、正しく表示されるかを確認します。
ポイント
ホームページが大きい場合は、一度に全部確かめようとせず、「大切なページ → お知らせ → その他」と優先順位をつけて、月に1回ずつ進めると続きます。
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見つけたリンク切れの、直し方の考え方
リンク切れは、行き先によって直し方が変わります。次の表を目安にしてください。
| 切れていたリンク | 直し方の考え方 |
|---|---|
| 自院のページが消えていた | 同じ内容の新しいページに差し替える。無ければリンク自体を外す |
| ページのアドレスを変えた | 古いアドレスから新しいアドレスへ自動で案内する設定を、制作会社に相談する |
| 他の団体のページが消えていた | 新しいアドレスが分かれば差し替える。無ければリンクを外し、文章も整える |
| PDFなどの資料が消えていた | 最新の資料を探して差し替える。不要になっていれば、案内の文章ごと外す |
なお、リンクを外す時は、文章がつながるかも確認してください。「詳しくは下のリンクから」と書いてあるのにリンクが無い、という状態になりやすいためです。ページを作り直した後の対応は、作り直すか直して使うかの判断基準も参考にしてください。
リンクを増やしすぎない、という考え方
リンク切れを減らす一番の方法は、そもそも切れやすいリンクを増やさないことです。他の団体や会社のページへのリンクは、相手の都合で消えることがあり、医院の側では防げません。
- 本当に患者さんの役に立つ外部リンクだけに絞る
- 外部のページを紹介する時は、リンクだけでなく、何のページかを文章で説明しておく(切れた時に、文章だけでも役に立ちます)
- リンクの総数が増えた時は、点検の日を余裕を持って確保する
- 古い外部リンクを、リニューアルや大きな更新のたびに整理する
また、お知らせ欄に載せたPDFや外部のページへのリンクは、時間がたつほど切れやすくなります。期限のあるお知らせを下げる時に、そこに貼ったリンクも一緒に片づける習慣をつけておくと、点検の手間が減ります。リンクの数が少ないほど、点検は楽になり、患者さんが行き止まりに出会う機会も減ります。
制作会社への伝え方と、予防のコツ
自分で直せない場合は、制作会社や保守会社に、次の情報を一覧にして渡すと、早く直してもらえます。
- 切れていたリンクがあるページ(ページ名、または画面の写真)
- 押した文字やボタンの名前
- 押した時に表示された内容(「ページが見つかりません」など)
- どう直してほしいか(差し替え、削除、新しいアドレスへの案内など)
あわせて、リンク切れを増やさない習慣も作っておきましょう。
- ページを消したり、アドレスを変えたりする前に、そのページへのリンクがどこにあるかを確かめる
- 外部のページへのリンクは、必要最小限にする
- リンクを作った日と、リンク先の名前を、更新の記録に残す
- 半年に一度など、リンクの点検日を決めておく
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無料でセカンドオピニオンを受けるよくあるご質問
リンク切れは、どのくらいの頻度で点検すればよいですか?
決まった頻度はありませんが、大切なページは月に1回、全体は半年に1回ほどを目安にすると続けやすくなります。ページを増やしたり消したりした後も点検しましょう。
他の団体のページが切れていた場合、医院のせいになりますか?
リンク先の問題でも、患者さんからは医院のホームページの不具合に見えます。気づいた時点で、差し替えか削除をしておくのが望ましいです。
リンク切れを自動で見つける方法はありますか?
点検の道具を使う方法もあります。使い方や、結果の読み方は、制作会社や保守会社に相談すると安心です。
リンク切れを放っておくと、何か起きますか?
すぐに大きな問題が起きるとは限りませんが、患者さんが情報にたどり着けず、信頼感にも影響します。気づいた時に直しておくことをおすすめします。
この記事は、クリニックのホームページの保守を担当する「HPドクター」編集部がまとめました。運営会社は、医療法人・医療系企業の営業・採用・教育を支援する「MedLead」も提供しています。


