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ホームページの年間の点検カレンダーを作る方法:クリニックの月次・年次チェック

公開 2026年10月29日/更新 2026年10月30日 約5分で読めます

ホームページは、気づいた時に直す、という運用だと、点検のタイミングが人によって、また年によってばらつきます。診療時間の表示、契約の更新日、管理画面のID、バックアップの状況など、確認したいことは多くても、全部を覚えておくのは大変です。この記事では、月・3か月・半年・年の4つの周期に分けて、点検項目をカレンダーにする方法をまとめます。院内の共有カレンダーに入れるだけで、確認の抜けが減ります。

点検をカレンダーにすると、何がよいのか

点検の項目を、あらかじめ日付に割り振っておくと、次のような利点があります。

  • 確認の抜けが減る:「そういえば、確認していなかった」を防げる
  • 担当が代わっても続く:カレンダーに予定があれば、引き継ぎが楽になる
  • 小さな変化に気づける:毎回同じ項目を見ることで、いつもと違う点が分かる
  • 制作会社との話が早くなる:何を見て、何が気になるのかを説明しやすい

たとえば、ある日突然、予約のボタンが押せなくなっていたとします。月に一度の確認をしていれば、最長でも1か月以内に気づけます。確認をしていなければ、患者さんからの連絡で初めて知ることになります。気づくまでの時間を短くすることが、点検の一番の役割です。

大がかりな作業は必要ありません。多くは「見るだけ」で終わる確認です。5分から10分で済む点検を、無理のない周期で繰り返すことを目指します。

4つの周期で分ける:何をいつ見るか

点検項目は、周期ごとに分けると管理しやすくなります。患者さんの来院に直結するものほど、短い周期にします。

クリニックのホームページの年間点検カレンダーの図です。月に1回は予約・電話・アクセスのボタンと診療時間を確認し、3か月に1回は更新の記録とIDの一覧を見直し、半年に1回は契約や更新日とバックアップの状況を確認し、年に1回は全体の総点検と担当の見直しを行います。
ホームページの年間点検カレンダー
周期点検項目所要の目安
月に1回予約・問い合わせ・電話・アクセスのボタンが動くか。診療時間・休診日の表示が正しいか。お知らせが古いままになっていないか10分
3か月に1回更新の記録の見直し。管理画面に入れる人(ID)の一覧の確認。スマートフォンでの見え方20分
半年に1回契約と更新日の確認(サーバー・ドメイン・証明書)。バックアップの状況の確認。リンク切れの点検30分
年に1回ホームページ全体の総点検。担当者と役割分担の見直し。保守の内容と費用の見直し1〜2時間

関連する作業のやり方は、それぞれの記事にまとめています。月次の確認はお知らせの点検、3か月ごとのIDの確認は管理画面に入れる人の見直し、半年ごとの契約の確認はサーバー契約の更新漏れを防ぐ方法をご覧ください。

カレンダーに落とし込む手順

次の手順で、院内の共有カレンダーに予定を入れてしまいましょう。一度入れれば、繰り返しの予定として使えます。

  1. 点検の日を決める月に1回の点検は「毎月の第1営業日」のように、決まった日にします。診療の合間に取れる時間を選んでください。
  2. 項目を予定に書く予定のメモ欄に、その日に見る項目を書きます。毎回同じ文面なら、コピーして使えます。
  3. 担当者を決める点検をする人と、代わりの人を決めます。予定に担当者の名前を入れておくと、引き継ぎやすくなります。
  4. 結果を記録する見た日と結果を一行で残します。更新履歴と同じ場所に書くと、あとで見返せます。
  5. 問題があれば連絡する気になる点があったら、画面の写真を添えて制作会社や保守会社へ連絡します。

ポイント

最初から全部を完璧にやろうとしないことが続けるコツです。まず月に1回の確認だけを始めて、慣れてきたら3か月ごとの項目を足していく形がおすすめです。

そのまま使える:書き込み用の点検表

次の表を印刷するか、院内の表計算に写して使ってください。確認した日と、気づいたことを書き込みます。点検で気になる点が見つかった時は、無料の自動診断で状態を確かめることもできます。

点検項目確認日結果(○・△・×)気づいたこと
予約・問い合わせ・電話のボタン
診療時間・休診日の表示
お知らせの古さ
ID一覧(退職者が残っていないか)
サーバー・ドメイン・証明書の更新日
バックアップの最新の日付

△や×がついた項目は、そのままにせず、次の連絡の機会に制作会社へ伝えます。結果を記録しておくと、「いつから気になっていたか」を後から説明できます。

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定期の点検に加えて:行事や変更のたびに見る臨時の点検

決まった周期とは別に、医院の動きに合わせて確認したい場面があります。次のような時は、予定にかかわらず、その場で点検してください。

場面見る場所補足
年末年始・連休・お盆の前休診日、診療時間、お知らせ休診のお知らせを出す体制を確認
診療時間・診療科を変えたトップ、診療案内、アクセス、地図診療時間を変えた時の確認手順を参照
職員が入れ替わった管理画面のID、連絡先、担当の表示IDの整理は退職時の対応を参照
ホームページの更新作業のあと直した場所と、その周りの表示スマートフォンでも確認する
サーバーやPHPを更新したあと全体の表示、フォーム、予約のボタン作業の内容を制作会社から聞いておく

こうした臨時の点検は、カレンダーには入れにくいものです。「診療時間を変えたら、必ずこの点検を行う」と、院内の決まりとして書いておくと、抜けを防げます。

点検で見つかりやすい課題と、その後の動き

点検を続けていると、いくつかの典型的な課題が見つかります。見つけたこと自体が、点検の成果です。

見つかったこと考えられること次の動き
古いお知らせが残っている更新の担当が決まっていない掲載期間の目安を決め、期限が来たら外す
IDに、知らない名前がある退職者や、制作会社の古い担当が残っている誰のIDか確認し、不要なら無効にする
更新日が近い契約がある連絡が別のメールに届いていた連絡先を、医院が見られるアドレスに変更する
バックアップの日付が古い自動の取得が止まっている可能性保守会社に状況を確認する

また、点検の結果を年に一度まとめて振り返ると、「毎回同じ項目で引っかかっている」ことが分かります。同じ課題が繰り返し出る場合は、確認の方法ではなく、仕組みや担当の決め方を見直すサインです。

見つかった課題は、その月のうちに一つだけ直すことを目標にすると、負担が小さく、続けられます。

年に一度の総点検で見直したいこと

年に一度は、細かい確認だけでなく、保守の体制そのものを見直す機会にします。

  • 今の保守の内容と費用が、実際の運用に合っているか
  • 月次の報告が届いているか、内容が分かりやすいか
  • 契約の名義が医院になっているか
  • 診療科・診療時間・医院の体制の変更が、ホームページに反映されているか
  • 保守会社や制作会社への連絡先が、最新のものか

費用の考え方は保守の費用相場の記事も参考にしてください。総点検の結果をもとに、翌年のカレンダーを作り直すと、運用が少しずつ整います。

HPドクターでは、今の制作会社との契約はそのままで、ホームページの状態を確認する無料のセカンドオピニオンを行っています。点検の項目が足りているか知りたい場合は、ご相談ください。

ホームページにも、セカンドオピニオンを

今の制作会社との契約はそのままで、専門家が無料で詳しく確認し、「誰が何を直せばよいか」を制作会社にそのまま渡せる形でお送りします。

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よくあるご質問

点検は、院長が自分でやるべきですか?

院長がやる必要はありません。事務長や受付の方など、画面を見られる方に任せ、結果だけ報告してもらう形で十分です。

月に1回でも、時間が取れません。

予約・電話・診療時間の3つだけなら、5分程度で済みます。まず最低限の項目から始めてください。

点検でおかしいところを見つけたら、どうすればよいですか?

触らずに、画面の写真と日時を控え、制作会社や保守会社へ連絡してください。直し方が分からないまま自分で操作すると、悪化することがあります。

保守契約があれば、点検は不要ですか?

保守会社の点検は技術面が中心です。診療時間などの内容が正しいかは、医院でしか確認できません。両方で見るのが理想です。

この記事は、クリニックのホームページの保守を担当する「HPドクター」編集部がまとめました。運営会社は、医療法人・医療系企業の営業・採用・教育を支援する「MedLead」も提供しています。