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医療機関のルール

ホームページの画像の「代替テキスト」を院内で確認する理由

公開 2026年10月30日 約4分で読めます

ホームページの写真に、目に見えない「説明文」が付いているのをご存じでしょうか。これを代替テキストといいます。画像が表示されない時や、音声で読み上げて画面を使う方のために、画像の内容を文字で伝える仕組みです。制作会社に任せきりで、中身を一度も見たことがない、という医院も少なくありません。この記事では、代替テキストとは何か、なぜ院内で確かめておくとよいのか、どこをどう見ればよいのかを、専門用語を避けてご説明します。

代替テキストとは、画像の「文字での説明」です

代替テキストとは、画像の代わりに読まれる短い説明文のことです。ホームページの画面上には見えませんが、画像の裏側に設定されています。次のような場面で使われます。

  • 通信の状態が悪く、画像が表示されなかった時に、代わりに文字が表示される
  • 目が不自由な方が、音声で読み上げる機能を使って画面を見る時に、画像の内容を伝える
  • 検索の仕組みが、画像の内容を文字から理解する手がかりにする

つまり、代替テキストは「見えない案内表示」のようなものです。画像が見えない方にとっては、これが唯一の手がかりになります。患者さんの中には、高齢の方や、目に不自由のある方もいらっしゃいます。医院のホームページとして、できる範囲で整えておく価値のある部分です。

法律の義務かどうかは、ここでは断定しません

どこまで整えるべきかは、医院の方針や、制作会社との契約によって考え方が分かれます。ここでは「患者さんに伝わりやすくするための工夫」としてご紹介します。決まりにかかわる点は、専門家にご確認ください。

クリニックのホームページで確認したい画像

すべての画像に長い説明が必要なわけではありません。まずは、患者さんに伝えたい内容を担っている画像から確かめましょう。

画像の種類代替テキストの考え方例
診療時間・休診日の表の画像画像の中の文字を、そのまま文字で書く「平日9時から18時、木曜と日曜は休診」
地図・アクセスの画像最寄りの駅や目印、行き方を書く「○○駅の東口から徒歩で…」
院内・外観の写真何が写っているかを短く書く「明るい待合室の様子」
ボタンや案内の画像ボタンの役割を書く「ご予約はこちら」
飾りだけの線や模様説明は不要(空にしておく)—

特に注意したいのは、診療時間や休診日を画像だけで載せている場合です。画像の中の文字は、画像が表示されないと読めません。診療時間の変更のたびに画像を差し替えるやり方は、更新漏れにもつながります。診療時間を変更した時の確認の流れは、「診療時間を変更した時、ホームページで確認したい場所と手順」でご紹介しています。

代替テキストの書き方の考え方

書き方に、細かな決まりはありません。次のような考え方を持っておくと、迷いにくくなります。

  • 画像が伝えたいことを、短い文で書く(長くても一文から二文を目安にする)
  • 「画像」「写真」といった言葉は繰り返さない(読み上げる時に、くどくなるため)
  • 画像の中に文字があれば、その文字を含める
  • 飾りの画像は、説明を付けない(読み上げの邪魔になるため)
  • 検索に引っかかりやすくする目的で、言葉を並べない(患者さんに不自然な文になる)

同じ写真でも、載せている場所によって、書くべき内容は変わります。たとえば院長の写真なら、「院長の○○です」のように、人物を紹介する文脈に合わせます。写真の扱いや載せる範囲の考え方は「クリニックのホームページに院長の写真・プロフィールを載せる時の注意点」も参考になります。

院内で確かめる手順

専門的な道具がなくても、次の順番で、ある程度の様子はつかめます。見つけた点は、制作会社への修正依頼につなげましょう。

  1. 画像を見えなくして表示してみるブラウザの設定や、通信を絞る方法などで、画像が出ない状態を作れる場合があります。やり方が分からない時は、制作会社に確認してもらいます。
  2. 診療時間やアクセスが、文字で読めるか確かめる画像が出なくても、大事な情報が読めるかどうかを見ます。
  3. 管理画面で画像の説明欄を確認するWordPressの管理画面では、画像を選ぶと説明を入れる欄が出ることが多いです。空欄のままになっていないかを見ます。
  4. 気づいた点を一覧にするページ名、画像の場所、直したい点を、表にまとめておきます。
  5. 制作会社・保守会社に修正を頼む一覧を添えて依頼すると、伝わりやすくなります。
代替テキストを院内で確かめる流れの図。①画像を見えなくして表示してみる、②診療時間やアクセスが文字で読めるか確かめる、③管理画面で画像の説明欄を確認する、④気づいた点を一覧にする、⑤制作会社や保守会社に修正を頼む。
大事な情報が文字で読めるかを確かめる

依頼の伝え方は「制作会社に修正を頼む時の伝え方のコツ」にまとめています。

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更新のたびに、確認する習慣を

代替テキストは、一度整えても、画像を差し替えたり、お知らせを足したりするたびに、抜けてしまいがちです。院内で画像を追加する時は、「説明を入れたか」を確認する項目を、更新のチェックリストに一行加えておくと続けやすくなります。

あわせて、画像が重すぎて表示が遅くなっていないかも、定期的に見ておきたい点です。見直し方は「ホームページの画像が重い時の見直し方」で説明しています。

HPドクターは、クリニックのホームページの保守をお引き受けするサービスで、月額10,000円〜30,000円(税別)・初期費用0円です。担当者がつき、緊急時は24時間受付です。今の制作会社との契約はそのままでも大丈夫です。画像まわりを含めて、今のホームページの状態を見てほしい方は、専門家による 無料セカンドオピニオン をお使いください。

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よくあるご質問

代替テキストは、すべての画像に付けないといけませんか。

飾りだけの画像には説明は要りません。診療時間、アクセス、ボタンなど、患者さんに伝えたい内容を担う画像から優先して整えましょう。

診療時間を画像で載せています。問題はありますか。

画像が表示されないと読めないため、できれば文字で載せる形をおすすめします。画像のままにする場合は、代替テキストに内容をそのまま書いておくと安心です。

代替テキストを入れると、検索で有利になりますか。

検索の仕組みが画像の内容を理解する手がかりにはなりますが、順位を約束するものではありません。患者さんに伝わる文にすることを優先してください。

自分でも直せますか。

WordPressの管理画面から画像ごとに入力できる場合が多いです。ただし、操作に不安がある時や、独自の作りの場合は、制作会社に任せるほうが安心です。

この記事は、クリニックのホームページの保守を担当する「HPドクター」編集部がまとめました。運営会社は、医療法人・医療系企業の営業・採用・教育を支援する「MedLead」も提供しています。