更新・保守
ホームページに載せる医師紹介の内容を更新する時の確認点
新しい先生が着任した、非常勤の先生の曜日が変わった、院長が新しい資格を取った。そんな時、医師紹介のページを直すだけで終わりにしていないでしょうか。医師の情報は、紹介ページのほかにも、診療時間表やお知らせ、採用ページなど、いくつかの場所に載っていることがあります。この記事では、医師紹介の内容を更新する時に確認したい点と、見落としにくい進め方をまとめます。表現の判断で迷う点は、所管の窓口にご確認ください。
医師紹介の情報は、思った以上に複数の場所に載っている
医師紹介は、ホームページの中でも、患者さんが注目しやすいページの1つです。どんな先生なのかを知って、受診を決める方もいらっしゃいます。
ただ、同じ医師の情報が、1か所だけとは限りません。次のような場所に、少しずつ違う形で載っていることがよくあります。
- トップページの院長あいさつ
- 医師紹介・スタッフ紹介のページ
- 診療時間表の下にある担当医の欄
- お知らせ(着任・退任のご案内)
- 採用ページの「院長からのメッセージ」
- 地図サイトやSNSなど、ホームページの外にあるプロフィール
紹介ページだけを直して、診療時間表の担当医の欄が古いまま残る。そんなずれは、患者さんの混乱につながります。更新の前に、まず「どこに載っているか」を洗い出すことが出発点です。
たとえば、院長が交代した医院では、トップページのあいさつ文が前院長のままだった、ということがあります。逆に、紹介ページは新しいのに、お知らせの過去記事に旧体制の案内が残っているケースもよく伺います。過去のお知らせは履歴として残してよいものですが、読んだ方が「今の情報」と受け取らないよう、日付を目立たせるなどの工夫を相談するとよいでしょう。
院長の写真や略歴の扱いそのものについては、院長の写真・プロフィールの扱いで詳しくご紹介しています。この記事では、更新の場面に絞ってお伝えします。
更新の前に確認したい項目
次に、中身で確認したい項目を整理します。思い込みで書き換えず、ご本人に目を通してもらうのが基本です。
| 項目 | 確認したいこと | よくあるずれ |
|---|---|---|
| 氏名・肩書き | 役職や肩書きが現在のものか | 院長交代後も旧肩書きが残る |
| 経歴 | 年・所属・名称が正しいか | 略称や旧名称のまま |
| 資格・認定 | 現在も有効か、名称が正確か | 更新や取得の反映漏れ |
| 担当日・診察時間 | 曜日や時間帯が今の担当表と合うか | 非常勤の曜日変更が未反映 |
| 写真 | 現在の姿に近いか、掲載の了承があるか | 着任前の写真のまま |
資格や専門領域などの表現は、厚生労働省の医療広告ガイドラインに沿って確認します。載せてよいかどうかで迷う表現は、所管の保健所等にご確認ください。医療広告ガイドラインとホームページもご参照ください。
また、ご本人の了承を得た内容だけを載せることも大切です。着任や退任の際は、いつ載せ、いつ外すかを事前に決めておくと、慌てずに済みます。
表の項目のうち、特にずれやすいのは担当日です。非常勤の先生の曜日は、季節や年度で変わることがあり、受付の担当表が更新されても、ホームページが後回しになりがちです。担当表を変えたら、その日のうちにホームページの担当者へ連絡する、という流れを院内で決めておくと、ずれを小さくできます。患者さんが「この曜日に、この先生に診てもらえる」と思って来院した時に違っていると、残念な思いをさせてしまいます。
「載せる」だけでなく「外す」時期も決めておきます
退任した先生の名前が、いつまでも紹介ページに残っている。これは実際によく伺うお話です。退任日に合わせて、誰が外すかを決めておきましょう。
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更新の手順
確認の項目が整理できたら、次の順番で進めると、漏れを減らせます。
- 変更の内容を書き出す誰の、何が、いつから変わるのかを一覧にします。
- ご本人に内容を確認してもらう経歴・資格・担当日を、ご本人が目で見て確かめます。
- 載っている場所をすべて探す紹介ページ以外も、ホームページ内を一通り見て回ります。
- 公開の日に合わせて直す着任日・変更日に合わせて、まとめて切り替えます。
- 公開後に見比べるスマホとパソコンの両方で、表示を確かめます。
ご自身で更新する場合の注意点は、ホームページの文字や写真を自分で直す時の注意にまとめています。
更新のたびに、日付と内容を記録しておくと、後から「いつ何を変えたか」が分かります。更新履歴を残す方法も参考になります。
公開の直前には、変更の内容を知っているスタッフに、画面を見てもらうのもおすすめです。作った本人は思い込みで読み飛ばしやすく、別の人が見ると、誤字や古い肩書きに気づきやすくなります。
更新を保守会社に頼む時に伝えること
制作会社や保守会社に頼む場合は、次の情報を、文章でまとめて伝えると、行き違いを減らせます。
- 対象の先生のお名前と、変更の内容(新しい文面を添える)
- 変更を公開したい日
- ご本人の確認が済んでいるかどうか
- 写真を差し替える場合は、写真のデータと掲載の了承
- 診療時間表や採用ページなど、一緒に直したい場所
頼み方の基本は制作会社に修正を頼む時の伝え方のコツでも紹介しています。急ぎの場合は、いつまでに必要かを先に伝えましょう。
公開の後は、更新が終わったことの連絡を受け取り、実際の画面を、院内で確認します。見落としがあった時に、気づいた日と内容を記録しておくと、次回の改善に役立ちます。
普段からできる、医師紹介の点検の習慣
医師の入れ替わりや資格の更新は、突然ではなく、予定が見えていることが多いものです。次のような習慣を持っておくと、更新漏れが起きにくくなります。
- 年度の切り替え時(春や秋)に、紹介ページを全員で読み返す
- 着任・退任の予定が決まったら、ホームページの担当者にも共有する
- 診療時間表を変える時は、医師紹介もセットで見直す
- 半年に一度、地図サイトやSNSのプロフィールも確認する
年間の点検カレンダーに、医師紹介の見直しを入れておくのもおすすめです。
HPドクターでは、ホームページの更新の手伝いや定期的な点検を、担当制でお受けしています。まずは無料の自動診断で現状を確かめるか、無料セカンドオピニオンでご相談ください。今の制作会社との契約はそのままで構いません。
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無料でセカンドオピニオンを受けるよくあるご質問
医師紹介のページだけ直せば十分ですか?
十分とは限りません。トップページ、診療時間表、お知らせ、採用ページなど、同じ先生の情報が複数の場所にあることが多いため、一通り探してください。
退任した先生の情報は、いつ外せばよいですか?
退任日に合わせて外すのが基本です。誰がいつ外すかを、あらかじめ決めておくと外し忘れを防げます。
資格や専門の表現は、自由に書いてよいですか?
厚生労働省の医療広告ガイドラインに沿って確認してください。迷う表現は、所管の保健所等にご確認ください。
写真の掲載には、ご本人の了承が必要ですか?
ご本人の了承を得て載せるのが基本です。着任や更新の時に、確認を取る習慣をつけておくと安心です。
更新を頼む時に、何を伝えればよいですか?
先生のお名前、変更の内容、公開したい日、ご本人の確認の有無、写真の有無を、文章でまとめて伝えると行き違いを減らせます。
この記事は、クリニックのホームページの保守を担当する「HPドクター」編集部がまとめました。運営会社は、医療法人・医療系企業の営業・採用・教育を支援する「MedLead」も提供しています。


