HPドクタークリニックのホームページのかかりつけ医 無料で診断を受ける

セキュリティ・弱点

SSL証明書の更新通知メールを見逃さない方法|クリニック向け

公開 2026年11月4日 約5分で読めます

SSL証明書(アドレス欄の鍵マークを支える、通信を暗号化する仕組みの証明書)には期限があり、期限が近づくと「更新のご案内」のメールが届くことがあります。ところが、そのメールが退職した職員のアドレスに届いていたり、迷惑メールに振り分けられたりして、気づかないまま期限が切れてしまう例があります。この記事では、更新通知を見逃さないための確認点と、院内での決め方をご紹介します。

SSL証明書の「更新通知」とは何か

SSL証明書は、ホームページと患者さんのスマホやパソコンとの通信を暗号化し、「このサイトは本物です」と示すためのものです。多くのサーバーでは、この証明書に期限があり、更新が必要です。更新が自動で行われる契約もあれば、期限の前にメールで更新の案内が来て、手続きが必要な契約もあります。

自分の医院がどちらなのかは、意外と知られていません。制作会社が管理している場合は、通知が制作会社に届くだけで、院内には何も来ないこともあります。まず「どちらの形か」を確かめることが、見逃しを防ぐ最初の一歩です。

期限が切れると、ホームページを開いた時に警告が出ることがあります。起きることの全体像はSSL証明書の期限切れで起きることで、表示の意味は「保護されていない通信」の消し方で整理しています。

通知のメールは、更新の1か月前から数回に分けて届くことがあります。件名に「証明書」「期限」「Expiration」などの言葉が入っていることが多いので、受信箱や迷惑メールフォルダで、こうした言葉を検索してみると、これまでに届いた案内を探せます。

通知が見逃される3つの理由

見逃しの原因は、ほとんどが「メールの宛先」と「見る人」にあります。

SSL証明書の更新通知が見逃される3つの理由の図です。通知が退職者や開業時の担当者に届いている、送信元が見慣れず迷惑メールに振り分けられる、件名が英語で分かりにくく後回しにされる、という場合があり、宛先と見る人を決めておけば防げます。
更新通知が見逃される3つの理由
  • 宛先が古い:契約時に登録した担当者のアドレスが、退職や使わなくなったことで、誰も見ていない(退職時にホームページ側でやること)
  • 迷惑メールに入る:送信元が見慣れないため、自動で振り分けられる。件名が英語のものも多い
  • 見る人が決まっていない:届いても「自分の仕事ではない」と思われ、そのままになる

これらは、どれか一つだけが原因とは限りません。宛先が古く、さらに迷惑メールに入る、という重なり方もあります。一度に全部を直すのではなく、まず「宛先がどこか」を確かめることから始めてください。

確認すること確認の仕方
通知の宛先サーバーや証明書の管理画面で、登録されたメールアドレスを見る
迷惑メールの扱い迷惑メールのフォルダに、過去の案内が残っていないかを探す
更新の方法自動更新か、手続きが必要かを、契約先または制作会社に聞く
期限の日付管理画面か、ブラウザの鍵マークから確認し、カレンダーに入れる

あなたのクリニックのホームページは大丈夫?

アドレスを入れるだけで、ニュースになった弱点に当てはまりそうか・鍵マークは大丈夫かなどを約10秒で自動診断します。

見逃さないための手順

  1. 契約先と管理の担当を確認する証明書を管理しているのは、医院か、制作会社か、サーバー会社かを書き出します。名義の確認はドメインの名義を確認する方法も参考にしてください。
  2. 通知の宛先を見直す個人のアドレスではなく、複数人で見られるアドレスに変えます。変更の仕方は、契約先に問い合わせます。
  3. 迷惑メール設定で受け取れるようにする送信元のドメインを、受信を許可する一覧に加えます。方法は迷惑メール扱いされる時の確認点も参考にしてください。
  4. 期限の日をカレンダーに入れる期限の1か月前と1週間前に、確認の予定を入れます。
  5. 確認した日を記録に残す「いつ、誰が、更新を確認したか」を、更新履歴に書きます。

ポイント

証明書の更新手続きそのものは、サーバーの設定に関わる作業です。院内で進めるより、制作会社や保守会社に依頼するのが安全です。院内では「期限の確認」と「連絡の窓口」を持つ形が、現実的です。

作業に自信がない場合は、制作会社や保守会社に、「証明書の期限と、通知の宛先を教えてください」と一言聞くだけでも十分です。答えが返ってきたら、その内容を院内の記録に書き残し、次の担当者にも引き継げるようにしておきます。

届いたメールの見分け方と、気をつけたい点

更新の案内に見せかけた偽のメールが届くことがあります。メールの中のリンクから、いきなり手続きや支払いを進めないでください。

  • 送信元が、契約している会社の名前と一致しているか
  • 文面の中に、契約内容(ドメイン名など)が正しく書かれているか
  • リンクを押す前に、契約先の管理画面に自分でログインして確認できないか
  • 少しでも迷う場合は、制作会社や保守会社に転送して確認する

気をつけたい点

パスワードやカード番号を、メールの返信やリンク先で入力しないでください。心当たりがなければ、契約先に直接問い合わせます。パスワードの管理の考え方も参考になります。

また、通知メールの宛先に、院内の共有アドレスを設定する場合は、そのアドレスを見る人を最低でも2人にしておくと、休暇や退職の時にも見落としにくくなります。

院内での役割分担と、続けるコツ

通知の見逃しは、「誰かが見ているはず」という思い込みから起きます。担当を決めるだけでも、見逃しは大きく減ります。

年に数回、ホームページのアドレス欄の鍵マークを自分の目で確かめる習慣も、役に立ちます。確認は診療の合間の1分で済み、通知が届かなかった場合の保険にもなります。

役割担当の例やること
通知を受け取る事務長・共有アドレス届いたら、期限と手続きを確認する
手続きを行う制作会社・保守会社更新作業とその結果の報告
最終の確認院長・事務長期限前に、ホームページの鍵マークを実際に見る

更新の時期は、ドメインやサーバーの更新と重なることもあります。あわせてドメインの更新を忘れるとどうなるかやサーバー契約が切れるとどうなるかも、年間の点検カレンダーに入れておくと、まとめて確認できます(年間の点検カレンダー)。

「通知がどこに届いているか分からない」「今の制作会社との契約はそのまま、第三者の目で確認してほしい」という場合は、HPドクターの無料セカンドオピニオンもご利用いただけます。お問い合わせはこちらからどうぞ。

ホームページにも、セカンドオピニオンを

今の制作会社との契約はそのままで、専門家が無料で詳しく確認し、「誰が何を直せばよいか」を制作会社にそのまま渡せる形でお送りします。

無料でセカンドオピニオンを受ける

よくあるご質問

更新通知が自分のところに来ているか、どう調べればよいですか?

サーバーや証明書の契約先の管理画面で、登録されたメールアドレスを確認します。分からない場合は、制作会社や契約先に「通知の宛先を教えてほしい」と問い合わせてください。

自動更新なら、何もしなくてよいですか?

自動更新でも、支払い方法の期限切れや設定の変更で、更新に失敗することがあります。期限の前に、鍵マークが正しく表示されているか、実際に確かめる習慣をおすすめします。

通知メールが迷惑メールに入っていました。どうすればよいですか?

送信元を受信許可の一覧に加え、迷惑メールフォルダの過去の案内も確認します。期限が過ぎていないか、制作会社にも確認しておくと安心です。

更新の案内メールが本物か分かりません。

メールのリンクは使わず、契約先の管理画面に自分でログインして確認します。それでも迷う場合は、制作会社や保守会社に転送して相談してください。

この記事は、クリニックのホームページの保守を担当する「HPドクター」編集部がまとめました。運営会社は、医療法人・医療系企業の営業・採用・教育を支援する「MedLead」も提供しています。