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診療を止めずに、ホームページの大きな修正を進めるコツ

公開 2026年11月5日 約5分で読めます

診療案内の全面的な見直し、予約の仕組みの入れ替え、デザインの刷新。ホームページを大きく直したいが、「作業中に患者さんが困らないか」「公開した途端に予約が止まらないか」と心配になる、というお話をよく伺います。大きな修正は、進め方さえ整えておけば、診療への影響をぐっと小さくできます。この記事では、準備、確認用の画面、公開日の決め方、うまくいかなかった時の戻し方、院内での役割分担を、順番に整理します。

大きな修正で起きやすい困りごと

小さな文言の修正と違い、大きな修正は、ホームページ全体や、予約・問い合わせの仕組みに関わります。そのため、次のような困りごとが起きやすくなります。

  • 作業中に、ホームページが一時的に見られなくなる
  • 公開した直後に、予約や問い合わせフォームが動かなくなる
  • 診療時間などの大事な情報が、古いまま、または間違ったまま公開される
  • 直そうとしたが、元の状態に戻せない

こうした困りごとの多くは、準備と確認の順番で防げます。大切なのは、「直すこと」だけでなく、「患者さんの目に触れる前に確かめること」「問題が起きた時に戻せること」を、計画に入れておくことです。

そもそも、大きく直すべきか、部分的に直せば足りるかの判断は、古いホームページを作り直すべきか、直して使うべきかの判断基準に整理しています。先に目を通しておくと、必要な作業の範囲が決めやすくなります。

特に、予約や問い合わせの仕組みが絡む修正は、慎重さが求められます。患者さんが予約しようとした瞬間に動かないと、そのまま来院をあきらめてしまう方もいるからです。修正の対象に予約が含まれる場合は、他の部分より一段慎重に確認の時間を取りましょう。

進め方の基本:確認用の画面で作り、公開日に切り替える

診療に影響を出さない基本の考え方は、今のホームページには手を付けず、別の場所で新しいものを作り、確かめてから切り替えることです。作業中の画面は、患者さんには見えない形にしておきます。

  1. 修正の範囲と目的を決める何を、なぜ直すのかを一枚にまとめます。直さないものも書いておくと、範囲が広がりすぎません。
  2. 確認用の画面で作業してもらう公開されている画面とは別の、確認用の画面で作ってもらいます。
  3. 院内で、確認用の画面を見る診療時間・住所・電話番号・予約の動きを、パソコンとスマホの両方で確かめます。
  4. 公開日と時間帯を決める診療への影響が少ない日と時間帯を選びます。休診日の前後や、予約が多い時期は避けます。
  5. 公開後に、すぐ確認する公開した直後に、トップ・診療案内・予約・問い合わせフォームを開いて確かめます。
診療を止めずに大きな修正を進める流れの図です。まず修正の範囲を決め、次に患者さんには見えない確認用の画面で作ってもらい、院内で診療時間や予約の動きを確かめます。公開日は診療への影響が少ない日時に決め、公開後はすぐに主要なページを確認し、問題があれば元の状態に戻せるようにしておくことを示しています。
大きな修正を、診療を止めずに進める流れ

確認用の画面を見る時は、普段の患者さんと同じ使い方で試すことが大切です。トップから診療案内へ進み、予約の画面を開き、電話番号のところを押してみる、というように、実際の流れをたどります。スマホで見る患者さんが多いため、スマホでの確認は欠かせません。スマホ表示の確認は、スマホで見づらいホームページを直す前に確認することも参考になります。

確認の結果は、メモに残して制作会社に伝えます。「この画面の、この部分が違う」と具体的に伝えると、直しが早く済みます。直した後は、同じ場所をもう一度見て、直っていることを確かめます。確認と修正の往復は、予定より時間がかかることが多いため、公開日までに余裕を持たせておきましょう。

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公開日の決め方と、戻せる備え

公開日は、患者さんの動きが少ない日時に設定します。たとえば、休診日の前日の夕方以降や、予約の少ない時間帯などが考えられます。ただし、公開後に問題が見つかった時、すぐ対応できる人が連絡のつく状態であることも大切です。

決めること考え方
公開の日時診療への影響が少ない時間。制作会社の担当者と、院内の確認する人が対応できる日
公開前のバックアップ今のホームページを丸ごと保存し、戻せる状態にしておく
戻す基準「予約が動かない」「診療時間が違う」など、戻すと決める条件を先に決める
連絡の窓口公開の当日、誰が誰に連絡するかを決める
患者さんへの案内作業で一時的に見られなくなる可能性があれば、お知らせ欄や電話の案内で伝える

戻す基準を先に決めておくことが、特に重要です。公開した後に「少し様子を見よう」と迷っているうちに、患者さんが困る時間が延びてしまいます。基準を満たしたら、迷わず戻す、と決めておきましょう。バックアップの考え方は、ホームページのバックアップを戻す練習をしておく理由で詳しく解説しています。

作業で一時的に表示が止まる場合の案内は、ホームページの停止が長引く時の、患者さんへの伝え方が参考になります。

公開後は、数日の間、いつもより注意して見るようにします。公開直後は問題なくても、後から「特定のスマホで崩れる」「ある時間だけフォームが動かない」といった報告が出ることがあります。窓口のスタッフにも、「患者さんから、ホームページの見え方について言われたら教えてください」と伝えておきましょう。

大きな修正を、いくつかの小さな修正に分けて、少しずつ公開する方法もあります。たとえば、トップページ、診療案内、予約の順に分けて公開すれば、問題が起きた時の影響が小さく、戻す範囲も限られます。一度に全部を変えるより、時間はかかりますが、診療への影響を抑えやすい進め方です。制作会社に、分けて進められるかを相談してみましょう。

院内の役割分担と、制作会社への頼み方

大きな修正では、院内で誰が何を確かめるかを決めておかないと、「誰かが見ているだろう」と思って、確認が抜け落ちます。次のように分担しておくと安心です。

役割内容
院長最終の確認と、公開の了承。診療内容の表現のチェック
事務長・窓口担当診療時間・住所・電話番号・予約・問い合わせフォームの動きの確認
スタッフ(数名)スマホなど、自分の端末での見え方の確認
制作会社・保守会社作業・公開・バックアップ・戻す作業・公開後の確認

制作会社に頼む時は、日程・確認用の画面の有無・戻す方法・公開後の対応を、最初に確かめましょう。伝え方は、制作会社に修正を頼む時の伝え方のコツが参考になります。

HPドクターでは、無料の自動診断で、ホームページの外から見える範囲の状態を確かめられます。修正の進め方の相談や、公開前後の確認は、専門家による無料のセカンドオピニオンで承っています。今の制作会社との契約はそのままで構いません。

修正が終わった後は、何を、いつ、どう直したかを記録に残します。次に直す時の手がかりになり、担当者が代わっても引き継げます。記録の残し方は、ホームページの更新履歴を残しておく理由と方法にまとめています。

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今の制作会社との契約はそのままで、専門家が無料で詳しく確認し、「誰が何を直せばよいか」を制作会社にそのまま渡せる形でお送りします。

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よくあるご質問

大きな修正の間、ホームページは止まりますか?

確認用の画面で作って公開日に切り替える進め方なら、止まる時間を短くできます。作業の方法は、事前に制作会社に確かめてください。

公開日は、いつがよいですか?

診療や予約への影響が少ない日時を選びます。公開後すぐに対応できる人が、院内と制作会社の双方にいる日が望ましいです。

公開後に問題が見つかったら、どうしますか?

事前に決めた基準を満たしたら、バックアップから元に戻す相談をします。戻したうえで、原因を確かめてから、改めて公開します。

院内では、何を確かめればよいですか?

診療時間・住所・電話番号・予約・問い合わせフォームの動きを、パソコンとスマホの両方で確かめるのが基本です。

修正中、患者さんには知らせるべきですか?

一時的に見られなくなる可能性がある場合は、お知らせ欄や電話の案内で伝えると、患者さんが戸惑いません。

この記事は、クリニックのホームページの保守を担当する「HPドクター」編集部がまとめました。運営会社は、医療法人・医療系企業の営業・採用・教育を支援する「MedLead」も提供しています。