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更新・保守

ホームページの更新作業を、休診日にするか診療日にするかの考え方

公開 2026年11月2日 約5分で読めます

ホームページの大きな更新を頼む時、「いつ作業してもらうのがよいか」と迷われたことはないでしょうか。診療のない日なら安心な気もしますが、制作会社の担当者と連絡がつきにくい日でもあります。一方、診療日は患者さんが見ている可能性が高く、万が一の時の影響も気になります。実は、どちらが正解というものではなく、変更の大きさや内容によって向き不向きがあります。この記事では、判断の目安と、更新の前後でやっておきたいことをご紹介します。

休診日と診療日、それぞれの特徴

更新作業の日を決める時は、まず両方の特徴を並べて考えると整理しやすくなります。次の表は、一般的な考え方の例です。院の事情や、制作会社の体制によって変わります。

比べる点診療日に行う休診日に行う
患者さんの目に触れる度合い高い。作業中の表示の乱れが見られる可能性がある低い。落ち着いて作業できる
院内で確認できる人診療の合間に確認することになり、時間が限られる時間を取りやすいが、院内に人がいない場合もある
制作会社への連絡平日であれば取りやすい休日は担当者に連絡がつきにくいことがある
不具合が出た時の対応すぐ相談できるが、診療中は対応する余裕がない診療への影響は小さいが、直す人がすぐ動けないことがある

表のように、どちらにも良い点と気をつけたい点があります。大切なのは、「どの更新を、どの日に行うか」を、あらかじめ決めておくことです。

制作会社の「営業日」と「連絡の取れる時間」を確認します

休診日が、制作会社の休みと重なることもあります。作業を頼む前に、連絡の取れる曜日や時間帯を聞いておくと、当日に困りません。

変更の大きさ別の考え方

更新の内容によって、向いている日は変わります。小さな変更と大きな変更に分けて考えてみましょう。

小さな変更は、お知らせの追加、文章の誤字の修正、診療時間の一部の変更などです。画面の仕組みに触れない更新であれば、診療日の昼間に行っても、影響は小さいことが多いです。ただし、行った後には必ず画面で確認します。

大きな変更は、ホームページのデザインの変更、予約の仕組みの入れ替え、サーバーの引っ越し、システム(WordPressなど)の大きな更新などです。これらは、動かなくなった時の影響が大きいため、診療のない日に行うのが一般的な考え方です。サーバーの引っ越しについては、ホームページの引っ越し(サーバー移転)の前に確認しておくことで詳しく取り上げています。

ホームページの更新作業を休診日に行うか診療日に行うかの考え方の図です。診療日は患者さんの目に触れやすい反面、問い合わせが多い時間帯があり、休診日は落ち着いて作業できる反面、連絡がつきにくいことを比較しています。
診療日と休診日、それぞれの向き不向き

迷う場合は、「戻せるかどうか」を基準にしてみてください。万が一うまくいかなかった時に、元の状態に戻せる準備があるなら、小さな変更はいつ行っても大きな問題にはなりにくいものです。

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更新の前にやっておきたいこと

日程が決まったら、次の準備を行います。難しいことはありません。制作会社と院内で、役割を分けて進めます。

  1. バックアップがあるかを確認する更新の直前の状態が、元に戻せる形で保存されているかを、制作会社に確認します。
  2. 作業の時間帯と連絡手段を決めるいつからいつまで作業をするか、終わったらどう知らせてもらうかを決めます。
  3. 院内の確認担当を決める作業が終わった後に、画面を見る人と、見る項目を決めておきます。
  4. 予約・問い合わせの扱いを決める作業中に、予約や問い合わせの受付が止まる時間がないかを確認します。
  5. 戻す判断の基準を決める「この項目がおかしかったら、元に戻す」という基準を、先に決めておきます。

バックアップの考え方は、ホームページのバックアップを戻す練習をしておく理由でご説明しています。

更新の後に確認すること

更新が終わったら、必ず院内の目で確認します。確認するのは、次のような点です。

  • トップページが開き、文章や画像が崩れていないか
  • 電話・予約・問い合わせのボタンが動くか
  • 診療時間・休診日など、変更した内容が正しく載っているか
  • スマホでも同じように見えるか

スマホでの見え方は、ホームページのスマホ表示を、院内で確かめる手順が参考になります。確認で問題が見つかった場合は、画面の写真を撮って、すぐに制作会社へ連絡します。

あわせて、行った変更は記録に残しておくと、後から「いつ、何を変えたか」を振り返れます。記録の方法は、ホームページの「更新履歴」を残しておく理由と方法をご覧ください。

更新を頼む時に、制作会社へ伝えたいこと

日程の相談は、制作会社への依頼のしかたでも、うまくいくかどうかが変わります。「いつまでに」「何を」「どのような状態にしたいか」を、依頼の時にまとめて伝えると、制作会社の側も作業の段取りを組みやすくなります。

  • 公開したい日と、その理由(診療時間の変更日、新しい診療の開始日など)
  • 変更したい内容と、変更しない部分
  • 作業中に、予約や問い合わせの受付に影響が出てもよい時間帯
  • 作業の完了を知らせてもらう方法(電話、メールなど)
  • 院内で、完了後の確認を担当する人

公開の日が決まっている更新は、日程に余裕をもって依頼するのが大切です。直前の依頼になると、確認の時間が取れず、問題があっても直せないまま公開することになりかねません。依頼の伝え方全般については、制作会社に修正を頼む時の伝え方のコツも参考にしてください。

日程の決め方を、院内の約束にしておく

更新のたびに迷わないよう、日程の決め方を、あらかじめ簡単な約束にしておくと便利です。たとえば、次のような形です。

  • 文章の修正やお知らせの追加は、診療日の昼間でも行ってよいが、更新後に必ず確認する
  • デザインや仕組みの変更は、原則として休診日に行い、事前にバックアップを確認する
  • 年末年始やお盆など、診療が変則になる時期の前後は、大きな更新を避ける
  • 更新を依頼する時は、いつまでに必要かを、余裕をもって伝える

約束は、A4一枚のメモで十分です。担当が替わっても、同じ基準で判断できるようになります。決め方に迷う時や、今の制作会社との進め方を整理したい時は、無料のセカンドオピニオンもご利用いただけます。今の制作会社との契約は、そのままで構いません。更新の進め方でお迷いの時は、無料セカンドオピニオンでご相談いただけます。

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よくあるご質問

診療日に更新すると、患者さんに迷惑がかかりますか?

小さな変更であれば、影響は小さいことが多いです。ただし、予約の仕組みや見た目の大きな変更は、診療のない日に行うほうが安心です。

休診日に、制作会社と連絡がつかない時はどうすればよいですか?

作業を頼む前に、休日の連絡手段を確認しておきます。緊急時の窓口が決まっていない場合は、契約の内容を確認し、必要なら決めておくよう相談してみてください。

更新後に問題が出た時、元に戻せますか?

バックアップがあれば、元の状態に戻せる場合が多いです。ただし、戻せる範囲は契約や設定によって異なりますので、事前に確認しておくことをおすすめします。

年末年始やお盆の前後に更新をしてもよいですか?

大きな更新は、連絡が取りにくくなる時期の前後を避けるのが無難です。診療時間の変更などの小さな更新は、早めに依頼して、反映後の確認を忘れないようにしましょう。

この記事は、クリニックのホームページの保守を担当する「HPドクター」編集部がまとめました。運営会社は、医療法人・医療系企業の営業・採用・教育を支援する「MedLead」も提供しています。