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ホームページに動画を載せる時の容量と表示の注意点

公開 2026年10月31日 約5分で読めます

院内の案内動画や、院長のあいさつ動画をホームページに載せたい。スマホで撮った動画なら、すぐに載せられそうに思えます。ところが動画は、画像より容量が大きく、載せ方によっては、ページの表示が重くなったり、スマホで再生できなかったりします。この記事では、動画をホームページに載せる前に知っておきたい、載せ方の種類、容量、表示の注意点をまとめます。専門的な設定は、制作会社や保守会社と相談する前提で、判断の軸をお伝えします。

動画を載せる方法は、大きく3つある

ホームページに動画を載せる方法は、大きく分けて3つあります。どれが合うかは、動画の長さと、更新の頻度によって変わります。

方法どういうものか向いている場合
直接アップロードホームページを置いているサーバーに、動画のデータそのものを置くごく短い動画を、1本だけ載せる場合
外部サービスの埋め込み動画サイトに置いた動画の再生部品を、ページに表示する院内紹介など、少し長めの動画を載せる場合
リンクで案内動画サイトのページへのリンクを載せるだけ動画を増やしていきたい場合

直接アップロードは、仕組みは単純ですが、動画の容量が大きいため、サーバーの容量やページの表示速度に影響しやすい方法です。外部サービスの埋め込みは、容量の負担が少ない反面、提供元の都合で表示が変わることがあります。

提供元の変更で突然見えなくなった時の対処は、地図・動画が表示されなくなった時の確認ポイントにまとめています。

たとえば、院内の雰囲気を伝える1分ほどの動画なら、外部の動画サービスに置いて埋め込む形が選ばれることが多いようです。一方で、動画を何本も入れ替えていきたい場合は、ページ内に並べず、動画の一覧のページにまとめてリンクで案内する方法もあります。最初から大がかりにせず、1本から試して、表示の様子を見ながら増やすと、失敗が小さく済みます。

どれが正解という決まりはありません

動画の本数、更新の頻度、サーバーの契約内容で変わります。制作会社や保守会社に、「この動画をこう使いたい」と目的を伝えて、相談するのが近道です。

容量と表示の速さ

動画は、1本でも画像の何十枚分もの容量になることがあります。ホームページを開いた時の読み込みが遅くなると、患者さんが途中で閉じてしまう原因になります。

表示が遅い時の見方は、「ホームページが遅い」と言われた時に確かめたいことで詳しくご紹介しています。画像の重さについては、画像が重い時の見直し方も参考になります。

容量を考える時は、次の点を確認します。

  • 動画の長さは、伝えたい内容に対して長すぎないか
  • 画質や大きさが、必要以上に高くなっていないか
  • サーバーの契約の容量に、余裕があるか
  • ページを開いた時に、動画が自動で読み込まれていないか

サーバーの容量は、契約しているプランによって決まっています。動画を直接置くと、写真やバックアップのデータと合わせて、容量の上限に近づくことがあります。上限に達すると、お知らせの更新や、バックアップの保存にも影響が出るおそれがあります。契約の容量と、いま使っている量を、保守会社に確認しておくと安心です。

動画を、トップページのような、最初に開かれるページに置くと、表示の遅さがより目立ちます。まずは、院内紹介などの個別のページに置くところから、始める方法もあります。

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スマホでの見え方と、音・字幕の考え方

患者さんの多くは、スマホでホームページを見ています。動画も、スマホでどう見えるかを先に確かめておくことが大切です。

  1. スマホで開いて再生する画面の幅におさまっているか、再生ボタンが押せるかを見ます。
  2. 通信の状況を変えて試すWi-Fiにつないだ時と、モバイル通信の時の、再生の始まり方を比べます。
  3. 音を消した状態で見る電車や待合室など、音を出せない場所を想定して、内容が伝わるか確かめます。
  4. 複数の端末で見る機種や画面の大きさの違いで、表示が崩れないか確認します。

音を出せない場所で見る方も多いため、字幕や、文字で補う案内を添えておくと、内容が伝わりやすくなります。動画の下に、要点を文章で書いておく方法もあります。

画像と同じく、動画にも、見えにくい方や聞こえにくい方に配慮した伝え方があります。画像の代替テキストを確認する理由の考え方は、動画にも通じます。

動画をホームページに載せる3つの方法の図です。ホームページ内に直接置く方法、外部の動画サービスの再生部品を埋め込む方法、リンクだけで案内する方法があり、容量、表示の速さ、更新のしやすさを観点に選ぶことを示しています。
動画を載せる3つの方法

載せる内容と、撮影の時の気をつけること

動画に映るものにも、気をつけたい点があります。院内を撮影する時は、写り込みに注意します。

  • 患者さんが映り込んでいないか(映る場合は、ご本人の同意が必要です)
  • 書類やパソコンの画面に、個人情報が映っていないか
  • 出演するスタッフの了承を、事前に得ているか
  • BGMや素材を使う場合、使ってよい条件の素材か

素材や写真の扱いは、医院のホームページで使う写真・イラストの素材の選び方や、著作権と写真・文章の扱いで詳しく扱っています。

治療の効果や、体験談のような表現を動画に含める場合は、厚生労働省の医療広告ガイドラインに沿って確認してください。迷う表現は、所管の保健所等にご確認ください。

撮影した動画を公開する前には、院内の複数人で、最初から最後まで通して見ることをおすすめします。映り込みや言い間違い、古くなった診療時間の表示などは、撮影した本人が気づきにくいためです。

載せた後の確認と、続け方

動画は、載せて終わりではありません。外部サービスの変更や、ホームページの更新で、見えなくなることがあります。載せた後は、次の確認を習慣にしておくと安心です。

  • 月に1回、動画のあるページを開いて再生できるか確かめる
  • ホームページを更新した後は、動画のページも見る
  • 動画の内容が古くなっていないか(診療時間やスタッフの情報)を点検する

年間の点検カレンダーに、動画の確認を入れておくと、見落としにくくなります。

HPドクターでは、表示の速さや、動画・地図などの外部部品の動きの確認も、保守の中で担当制でお受けしています。まずは無料の自動診断で現状を確かめるか、無料セカンドオピニオンでご相談ください。今の制作会社との契約はそのままで構いません。

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よくあるご質問

スマホで撮った動画を、そのままホームページに載せてもよいですか?

容量が大きいことが多く、そのまま載せると表示が重くなることがあります。載せ方を含めて、制作会社や保守会社に相談するのが安心です。

動画は、トップページに置いたほうがよいですか?

トップページは最初に開かれるため、動画が重いと表示の遅さが目立ちます。まずは個別のページから始める方法もあります。

動画に字幕は必要ですか?

音を出せない場所で見る方も多いため、字幕や文章での補足があると、内容が伝わりやすくなります。

動画が突然見えなくなった時は、どうすればよいですか?

別の端末や通信でも見えないかを確かめ、画面の写真と日時を記録して、制作会社や保守会社に伝えてください。

院内の動画に患者さんが映り込んだ場合は?

患者さんが映る場合は、ご本人の同意が必要です。撮影の前に映り込まない工夫をするか、別の撮り方を検討してください。個別の判断は専門家にご確認ください。

この記事は、クリニックのホームページの保守を担当する「HPドクター」編集部がまとめました。運営会社は、医療法人・医療系企業の営業・採用・教育を支援する「MedLead」も提供しています。