トラブル対処
ホームページが検索結果に出てこない時に、院内で確かめること
「医院名で検索しても、うちのホームページが出てこない」。そんなご相談を、院長や事務長からよく伺います。検索結果の順位は、お約束できるものではありません。ただ、「そもそも検索の対象になっているか」は、院内でもある程度確かめられます。この記事では、状況を切り分けるところから、院内で確かめる6つの順番、制作会社に相談する時の伝え方までを、ITに詳しくない方にも分かるようにご説明します。
「検索しても出てこない」と感じた時に、まず分けて考えること
「うちの医院名で検索しても、ホームページが出てこない」「新しくページを作ったのに、検索で見つからない」。院長や事務長から、こうしたご相談をよく伺います。患者さんが検索から医院を探すことは多いため、気になるのは当然です。
ただ、「出てこない」という状況には、いくつかの違う場合が混ざっています。最初にその切り分けをしておくと、原因を探しやすくなります。たとえば、次のような違いです。
- 医院名を入れて検索しても、ホームページがまったく出てこない
- 医院名では出るが、「地域名+診療科」のような言葉では上位に出てこない
- 新しく作ったページだけが、検索で見つからない
- 以前は出ていたのに、ある時から出なくなった
このうち、「地域名と診療科の言葉で上位に出てこない」は、検索結果の順位の話で、ほかの医院との兼ね合いで決まります。順位は、誰かが約束できるものではありません。この記事では、まず「そもそも検索の対象になっているか」を、院内で確かめる方法に絞ってご説明します。
検索結果の順位は、お約束できません
検索結果にどの順番で表示されるかは、検索サービス側が決めます。「必ず上位に表示される」といった保証はできません。この記事は、検索の対象から外れてしまう原因を、院内で確かめるためのものです。
院内で確かめる6つのポイント
専門の道具がなくても、次の6つは確認できます。上から順に見ていくと、原因の見当がつきやすくなります。
- 院名で検索して状況を見る医院名だけで検索し、どんな結果が出るかを書き留めます。ホームページのほか、地図サービスや紹介サイトが出ているかもメモしておくと、あとで役に立ちます。
- ホームページが開けるか確かめるアドレスを直接入力して、通常どおり表示されるかを確認します。警告表示が出る場合は、警告表示が出た時の案内も参考になります。
- 「検索に載せない」設定が入っていないかホームページを作っている途中は、検索の対象にしない設定を入れることがあります。公開後も、その設定が残っていると検索に出にくくなります。ご自身で見つけるのは難しいため、制作会社に「検索の対象から外す設定が残っていないか」を確認してもらいます。
- ドメインとサーバーの契約を確かめる契約が切れて表示されない状態になっていないか確認します。詳しくはドメインの更新を忘れるとどうなる?と、サーバー契約が切れるとどうなる?をご覧ください。
- 内容と更新の状態を見直すお知らせが長く止まっていないか、古い診療時間が残っていないか、ほとんど中身のないページが多くないかを確認します。
- 制作会社や保守の担当に相談する1〜5で分かったことを伝えて、調べてもらいます。「いつから出なくなったか」が分かると、原因を絞りやすくなります。
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よくある原因と、見分け方の目安
実際のご相談で多いのは、次のようなものです。どれに当てはまりそうかを、目安として表にまとめました。あくまで一般的な傾向で、原因を決めつけるものではありません。
| 状況 | 考えられること | 院内でできる確認 |
|---|---|---|
| 公開したばかりで、まだ出てこない | 検索サービスが認識するまでに時間がかかる | 数日〜数週間は様子を見て、変化を記録する |
| 以前は出ていたが、突然出なくなった | サイトの停止、警告表示、設定の変更など | ホームページが開けるか、警告が出ていないか見る |
| アドレスを変えてから出にくい | 旧アドレスからの案内が不十分な可能性 | ドメインを変える時の注意点を確認する |
| 新しいページだけ出ない | そのページの設定や、ページ同士のつながりの問題 | 他のページからリンクされているか制作会社に確認 |
| 医院名では出るが、他の言葉では出ない | 順位の問題で、設定の誤りとは限らない | ページの内容が患者さんの疑問に答えているか見直す |
警告表示や、改ざんの疑いが出ている場合は、検索結果にも影響が出ることがあります。気になる兆候については、ホームページが改ざんされた時のサインもご覧ください。
制作会社や保守の担当に相談する時の伝え方
原因の調査は、専門の知識と道具が必要になる部分です。院内で分かったことを整理して伝えるだけで、相談がスムーズになります。次の内容をメモにして渡してみてください。
- いつ頃から、どんな検索の言葉で出なくなったか(または出ていないか)
- 院名で検索した結果の画面(スクリーンショット)
- アドレスや、ホームページの運用で最近変えたこと(ドメイン、サーバー、デザイン、お知らせの更新など)
- 警告表示や、開けないなどの別の症状があるか
「最近、検索結果の順位を上げるために何かしましたか」「内容を大きく変えましたか」と聞かれることもあります。お分かりになる範囲で答えれば大丈夫です。伝え方に不安がある時は、制作会社に修正を頼む時の伝え方のコツも役立ちます。
「順位を必ず上げます」という説明には慎重に
検索結果の順位は、お約束できるものではありません。「必ず上位に」「すぐに表示される」といった説明をされた場合は、根拠をたずねて、納得できる内容かどうかを確かめてください。
定期的な点検に組み込んで、気づきやすくしておく
検索結果の状態は、毎日見る必要はありません。月に一度、院名で検索して、ホームページが表示されるか、診療時間や住所が正しく出ているかを確かめるだけで、変化に気づきやすくなります。月次の報告書がある場合は、月次報告に載せてほしい項目の考え方も参考になります。
「出ない」原因が分からない、制作会社に聞いても説明が分かりにくい、という時は、第三者の目で見てもらうのも一つの方法です。HPドクターの無料の自動診断では、ホームページの状態を機械的に確かめられます。
そのうえで、専門家の意見を聞きたい場合は、無料のセカンドオピニオンもご用意しています。現在の制作会社との契約は、そのままで構いません。お申込みはこちらからどうぞ。
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無料でセカンドオピニオンを受けるよくあるご質問
ホームページを公開したのに、検索で出てきません。故障でしょうか?
公開直後は、検索サービスが認識するまでに時間がかかることがあります。数日〜数週間は様子を見て、その間に開けるか、警告が出ていないかを確認してください。変化がなければ、制作会社に設定を確認してもらいます。
検索結果で必ず上位に出す方法はありますか?
順位は検索サービス側が決めるもので、お約束できるものではありません。患者さんの疑問に答える内容を整え、情報を新しく保つことが、基本的な取り組みです。
院名で検索すると、他のサイトばかり出てきます。
紹介サイトや地図サービスが上に出ることはよくあります。ご自院のホームページが表示されるか、住所や診療時間が正しいかを確認し、誤りがあれば直します。
検索の対象にしない設定は、自分で確認できますか?
専門の画面を見る必要があるため、制作会社や保守の担当に確認してもらうのが安全です。「公開前の設定が残っていないか」と伝えると通じやすくなります。
アドレスを変えた後に検索で出にくくなりました。
旧アドレスから新しいアドレスへの案内が適切か、確認が必要です。旧アドレスの契約をすぐに解約せず、案内の設定が済んでいるかを制作会社に聞いてください。
この記事は、クリニックのホームページの保守を担当する「HPドクター」編集部がまとめました。運営会社は、医療法人・医療系企業の営業・採用・教育を支援する「MedLead」も提供しています。


